2019年11月7日 21:00
「標準語になると、もぞもぞしちゃう」WANIMA、絆を語る
KENTA:地方から出てくる人はみんなそうだと思いますね。僕らはもう一生帰らないぐらいの気持ちで熊本を出たので。知り合いがひとりもいないなかに飛び込んだけど、少なくともこの3人は同じ熊本の空気を感じながら生きてきたっていうのはあるから、わかり合えました。FUJIくんが参加して、方言とか、県民性とか、他のバンドにはないものを生かせるようにもなったと思います。
――WANIMAから見る、熊本の県民性はどういうものですか?
KENTA:自分が信じたこと、やりたいことに対する情熱はすごいと思います。「火の国」とか、「肥後もっこす」っていう言葉があるぐらいですからね。
FUJI:肥後の頑固者。そんな人が多いですよね。
――3人にも当てはまります?
KO-SHIN:譲れない頑固な部分もあると思います。それがないと、バンドを続けられない気もします。
――方言は、文字だと伝わりにくいと思いますけど、3人とも九州の訛りで喋りますね。
KENTA:標準語になると、もぞもぞしちゃう。最初に東京に来たときは、みんなドラマみたいな喋り方やなって思いましたね。「何してるの?」とか、熊本では、「何しよると?」