2019年11月7日 21:00
「標準語になると、もぞもぞしちゃう」WANIMA、絆を語る
――WANIMAにとって、地元・熊本はどういう場所ですか?
KENTA:僕とKO-SHINは天草で生まれたんですけど、昔はとにかく早く天草から出たかった。でも、いまはライブで帰ると、テンションが高くなります。良い思い出も、良くない思い出も詰まっている場所です。
――熊本への想いが変わったのは、いつ頃でしたか?
KENTA:上京してからですね。曲を創るときに、熊本の景色を思い出すことで、メロディや歌詞に辿り着くことができます。
――よく思い浮かべるのは、どんな景色ですか?
KENTA:僕とKO-SHINでやってたHANIMAっていうバンドで、朝5時に起きて、バスで熊本市内のライブハウスに毎週行っていました。僕らは市内を「街」って呼びます。そこに、新市街、下通り、上通り、あとは並木坂っていうのがあって。
その景色は鮮明に覚えてますね。
――KO-SHINさんとKENTAさんは実家が近くて、小さいときから一緒に育ったんですよね。
KO-SHIN:そうですね。走ったら10秒ぐらいの距離です。
――KO-SHINさんは、熊本に対して、どんな想いがありますか?
KO-SHIN:待ってくれてる人がいますし、景色も変わらずに残ってるので、パワースポットですね。