2020年1月12日 20:40
藤原季節、宮沢氷魚にとって「異物でありたかった」 撮影初日に…
だからこの作品が、その“当たり前”を作るきっかけになればいいなって。10年後にこの映画を観返したとき、本当にこんな裁判があったのかよ、ってなったら楽しいよね。きっとそうなっているよ。
宮沢:アンアンが60周年のときにはね!そうそう今年、アンアンは創刊50周年らしいよ。
藤原:そうなんだ、すごい!
宮沢:100周年になるまで出たいね。でも、僕は75歳か…。
藤原:僕らが頑張らないと…(笑)。
宮沢:めっちゃ頑固な役者になってたりして!
藤原:(笑)。
また『his』の続きを作りたいよね。子供の空ちゃんも大きくなって、やべ、反抗期だ、ってなったり!
宮沢:あははは(笑)、作りたい!
“複雑な感情こそが人間らしい”ということ。
物語で描かれる幸せは、迅と渚、その子供・空(外村紗玖良)との日常のシーン。主演の二人も、撮影期間中は役に入り込むのが辛かったが、この場面は幸せに感じたと語る。
空を連れ戻しにきた渚の妻。ともすれば悪人になりがちだが、そうはさせないのが監督の手法。それぞれの弱さや言葉足らずな部分から生まれる衝突を、低い温度で描いている。
頭を寄せることで相手を求め合う感情を表現。