2020年2月25日 20:30
「よっこらしょ」は筋肉の衰え…“疲れない座り方”4つのポイント
3つの基本動作の中で、カラダに一番悪影響を及ぼすのが誤った座り方。常に姿勢に注意しながら、座る時間を少しでも減らす努力も忘れずに。教えてくれたのは、姿勢治療家(R)・仲野孝明さんです。
疲れない座り方
POINT1:背すじを伸ばしたまま座る
座ったときに背骨を触り、ゴツゴツと骨が出ていたり、重心が前のめりにズレて、背中が丸まっている可能性が。座る前に、背伸び(※)をすると、背すじを伸ばしやすくなる。
POINT2:座ったとき、坐骨が立っている
骨盤の一番下にある2つの骨が坐骨で、座ったときにお尻の下に手を入れるとゴツゴツと触れる部分。これが体幹を支えてくれるので、坐骨を立てて座ると、腰まわりがラクに。
POINT3:脚を軽く開いて座る
武士のように40~50度(こぶし3~4個分)脚を開いて座ると、坐骨が立ちやすい。
電車などで脚を閉じたいときは、脚を揃えて横に少し倒し、ときどき左右を入れ替えるとよい。
POINT4:地面に足裏をつける
足をぶらぶらさせた状態で座ると、太もも裏が圧迫され血行不良に。椅子はひざが直角に曲がり、足裏が地面にぴったりつく高さが理想。つかない場合は、足置きなどで調整して。