2020年2月28日 20:40
「不登校だった私も変われた」鎌滝えりが女優になって伝えたい思い
自分が好きなことを追求していきたい
―ご自身は小学校と中学校で不登校を経験されたとのことですが、何かきっかけがありましたか?
鎌滝さんいじめがあったとかではなく、些細な出来事が理由だったり、幼くて自分の感情がうまくコントロールできなかったり、ということがきっかけだったと思います。そのときに私は無理に学校に行かなくても、自分が好きなことを追求できればいいと考えていたんですよね。
今回のテーマに直接つながっているわけではないですが、そういった経験があったからこそ、この作品で私にできることがあるんじゃないかと感じていました。
―その後、高校に行くことで克服されたそうですが、そこで心境の変化があったのですか?
鎌滝さん勉強をしていない時期があったので、学びたいという気持ちが強くなったからだと思います。しかも、役者というのはつねに学んでいかないといけない職業なので、もっといろいろなことを吸収したいとか、世の中で何が起きているのか知りたいという欲求がこの仕事に出会ったことで爆発したのかもしれません。
きっかけがあれば人はいくらでも変われる
―もし同じような思いを抱えて学校に行けない子たちに、鎌滝さんが声をかけるとすれば、どんなことを伝えたい?
鎌滝さん社会的に「学生はこうしなければいけない」