2020年4月11日 19:30
佐藤二朗、奥さんに「かに道楽」で「そわそわしない!」と叱られる
だから「美紀ちゃん、やりたいこと全部やって!僕、ついていきます!」って感じ(笑)。同時に、僕が演じる大鉄という男は、非常にだらしなく、まったく能動的じゃない男なんですよ。一応大黒柱としているにはいるんだけれども、自分からなにかやろう、みたいなタイプではない。行動を起こすとしたら、周りから言われて…みたいな、受動的な人なんです。主役といいながら、周りに引っ張ってもらおうと思っている僕と、非常にカブっているなぁと思うので(笑)、みんなの芝居を受け、やっていこうと思っています。
――ちなみに、プライベートではご自身も男の子を持つお父さんだと伺っています。家ではどんな感じなんですか?
これ、よく言うんですが、僕は“精神年齢8歳の50歳児”なんですよ。全然大人じゃないんです。
家庭では、父親であり、長男みたいなもんです。
――奥さん、大変ですね…。
よく妻に、「長男ひと役にならないようにしてよ」とか、「しっかりしなさい!」って言われてます。いかにプロの役者とはいえですね、威厳のある父親を演じるっていうのは非常に難しいわけで。――ついボロが出てしまう?
はい、ボロが出ますね…って、ボロって言うな(笑)。