2020年4月29日 19:00
外出できずイライラ!…お家で「リフレッシュできる」簡単テク #34
2. 典座気分で料理する。
僧院で暮らす典座になった気持ちで、料理の準備を食材への感謝を込めながら全身全霊で行います。今まで料理をしていて気づかなかったこと、感じなかったことを全て存分に味わって。
典座風クッキングのポイント
たとえ使える食材が塩と水、米だけだったとしても、それを一心に美味しく調理すると決心する。
冷蔵庫から食材を出すとき、流れる空気の冷たさを感じる。
野菜やフルーツ、卵の重さ、まな板や包丁も持ったときの重量を感じる。
食材を切るときは、切ることだけに集中する。5mmなど幅を決めて、淡々と切っていくのもおすすめ。
コンコンとまな板に響く包丁の音に気づく。
フライパンに油をしき、例えば卵を落とすときはそのジュワーッという音、熱を感じる。キッチン全体に広がる香りを嗅いでみる。
お皿に調理したものをまるで贈り物のように大切にセッティングする。
静かに座って、十分味わいながら感謝して頂く(できれば無言で)。
チョコレートを食べながら、「ジョギングに行こう」と考えるのではなく、食べる間はその味や香り、口当たりを十分に味わってください。一口の満足感も変わってきます。家事でいっぱいいっぱいでイライラが生じたり、「一体この状態がいつまで続くのだろう」