くらし情報『松たか子 “東京キャラバン”は「芸能の原点な感じがする」』

2020年5月25日 19:30

松たか子 “東京キャラバン”は「芸能の原点な感じがする」

しかも技術者のみなさんが、ロボットたちに、親バカなくらいの愛情を注いでいるのがわかるんです(笑)。そんな光景を目にすることができて良かったですね」

一夜限りの現場で生まれるライブ感が楽しい。
一般的に本番までに1か月以上の稽古を重ねる演劇と比べ、数回の打ち合わせとリハーサルで本番を迎える東京キャラバンは、どこか通りすがりのような感覚だとか。

「お客さんが通りがかりに観ているように、私もたまたま声をかけられて時間が空いていたから参加した、みたいな気持ちでいます。基本的に一夜限りのものだから、何が起きてもそれは失敗とかそういうことじゃなく、とにかくやり切って全部をOKとする。その現場でのイベント性というかライブ感が楽しいです」

予想外の展開も不測の事態も引き受けて、その上で楽しめてしまうのが松さんという人なのだろうと思う。自分をこう見せたいという自意識より、まずは飛び込んでみる強さに清々しい潔さを感じる。

「ある意味、ズルいんだと思います。
こうやったら自分が素敵に見えるっていう方法がわかって、その通りにできたらどんなにいいか…。でもその自信がないから、この役をやってくれと言ってくれた人の思い描くものにできるだけ沿おうとするんだと思います。

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