2016年3月17日 12:00
出会って一週間で逆プロポーズ! 人気脚本家のチャンスゲット術
運命を逃さないためには常に準備をしておくことが大切!
どこに潜んでいるかわからない運命の“そのとき”…。どうやって見つけたらいいの?そのヒントは経験者たちの声のなかにつまっていました!
あの出会いが私を変えた! これが運命だと感じた瞬間を人気脚本家の森下佳子さんにお聞きしました。
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雑誌の仕事をしながら、脚本家の道を模索していた森下佳子さん。脚本作りの下働きといえるプロットライター時代にチャンスが巡ってきた。
「人気脚本家の遊川和彦さんが担当するドラマで、プロットライターが4人集められ、『北の国から』を全話見てどこでなぜ泣いたのか、レポートを提出することに。そのブレスト会議で、遊川さんがみんなの意見を聞きながら、『こんなに一生懸命やっているのだから、ひとりくらいデビューさせようよ』と言ってくれて。たとえ落選しても爪跡を残さなければと挑んだ結果、コンペで自分の作品が選ばれました。あのひとことがなかったら今ここにはいなかったかもしれないと思うし、ダメ出しされた原稿は今でも持っています」
運命の出会いは振り返ったときにわかるからこそ、逃さないためには本当にやりたいことや自分にとって必要なものを常に考えておくことが大切。