くらし情報『300年前の眉メイクテクも…! 江戸時代女子たちのリアルな日常』

2020年8月11日 20:00

300年前の眉メイクテクも…! 江戸時代女子たちのリアルな日常

明治維新後、西洋の女性たちの髪形に影響を受けた「束髪」が普及。日本髪に比べて手軽で、自分でも結えるということで、「イギリス結び」などさまざまなスタイルがあったようです。各図の上にある囲みも要チェック。鏡が描かれ、別の角度からの見え方もわかるようになっています。

必見!リアルな戦国武将

300年前の眉メイクテクも…! 江戸時代女子たちのリアルな日常


今展では、古美術と現代作家による作品のコラボも見どころのひとつになっています。

例えば、桃山時代の伝・豊臣秀次所用《朱漆塗矢筈札紺糸素懸威具足》と同じケースに展示されているのは、現代美術家の野口哲哉さんが制作したリアルなミニチュア戦国武将。

単にビジュアルとして見るだけでもユーモアがあり楽しいのですが、作品のコンセプトを知ると、さらに興味が持てます。


300年前の眉メイクテクも…! 江戸時代女子たちのリアルな日常


サントリー美術館が所蔵する具足は、豊臣秀次伝来といわれていますが、歴史的資料の裏付けはないとのこと。制作年も桃山ではなく江戸時代という意見もあるいっぽうで、具足には実戦痕もあり、謎が残されています。

そんな経緯がある具足とコラボすることになった野口さんは、具足の伝来を推測して「木下利房」という武将を着用者と仮定。本作品《WHO ARE YOU~木下利房と仮定~》が誕生したそうです。

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