2020年9月4日 20:30
重だるい、動いていないのに疲れる…原因は「呼吸」にあった!?
疲労回復ボディのために意識したいキーワード。
上半身と下半身のバランス
上半身はリラックス、下半身は適度な負荷を。
疲労回復の観点からは、呼吸を担う上半身は力みがなく、全身の血流に関わる下半身は稼働している状態が理想だが、逆になっている人が多いそう。「PC作業やステイホームの影響で座る時間が長くなり、上半身はこわばっているのに下半身は使われていないのです。そのため“動いていないのに疲れる”事態にも。上半身をゆるめて下半身を適度に動かすと、疲れが取れて心のバランスも整います」
NGは肩がすくんで首から肩まわりが力み、下半身は膝がやや前に出て力が抜けている。OKは胸が開いて肩が下がり、上半身はリラックス。下半身は膝がしっかり伸びて脚全体に適度な負荷がかかった理想の状態。
「深い呼吸」
“Doの呼吸”で吸いきる、吐ききるのがコツ。
「深い呼吸」は呼吸を前半と後半に分けて考えると感覚が掴みやすい。「吸い始めと吐き始めは自然と呼吸が起こるのでそれをただ感じるという、受動的な“Beの呼吸”。後半は呼吸が行いにくくなるので、最後までしっかりと吸いきり、吐ききるという能動的な“Doの呼吸”。できるだけ、勢いをつけずに一定のペースで行いましょう。