くらし情報『「人間力」の前に「言語力」が大事に? コロナ禍で加速する、言葉の重要性』

2020年9月18日 21:00

「人間力」の前に「言語力」が大事に? コロナ禍で加速する、言葉の重要性

(清水さん)

若者言葉が流行るのにも大きな意味が。

「ぴえんなど、“パッと聞いて意味がわからない”けれど、使いたくなる。そんなつい口にしたくなる、自分たちにしかわからない秘密の共通言語が、気づかぬうちにコミュニティの境目を生み、仲間感を濃くします」(前田さん)

新しい言葉には、それぞれに生まれる意味があるのだ。

言葉を紡いで、本当に伝えたいことを磨く。
気持ちを言葉にするのが苦手な人は、アウトプットの精度を高める作業も必要になってくる。

「言葉は∞。語彙力を高めれば、自分の感情の輪郭をなぞるようにリアルに描写することができ、相手に伝わりやすくなります。そのためにも良質な言葉や文章と、数多く出合うこと。
言葉を吸収して、実践を繰り返せば、状況に応じて、ドンピシャな表現ができるようになります。僕のマイルールは、『頑張ってください』などの通り一遍な言葉を極力使わないこと。自分の中で禁止ワードを作ると、表現を工夫するようになり、言葉を紡ぎ出すことが楽しくなります」(吉田さん)

さらに、話し方を磨くことも重要。

「たとえば本当に伝えたい言葉は、心を込めて放った後に、少し我慢して間を置いてみます。

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