2020年11月5日 21:30
強盗犯と人質がまさかの恋愛関係に⁉︎ 驚愕の実話の真相に迫る!
という心理現象の語源とされています。そこで、こちらの方にさらなる見どころについてお話いただきました。
ロバート・バドロー監督
スウェーデンで実際に起きた事件と「ストックホルム症候群」に魅了されたことをきっかけに、本作を制作したバドロー監督。2015年の『ブルーに生まれついて』に引き続いて、イーサン・ホークさんと再タッグを組んでいることでも注目を集めています。今回は、現場での様子や監督にとってインスピレーションの源となっている存在などについて、語っていただきました。
―まずは、この役をイーサン・ホークさんに演じてほしいと思った理由を教えてください。
監督この役に必要だったのは、いい人であることを自然と感じさせるものを持っている人で、どんなバカなことや悪いことをしていても思わず応援してしまうような人。それが表現できて、観客を共感させる力を持っている役者はイーサンだと思ったので、彼にお願いしました。
あとは、ストックホルム症候群に陥った相手が恋してしまうような人であることも重要な要素でしたね。よく考えてみると、イーサンが『ブルーに生まれついて』で演じたチェット・ベイカーも、同じような人物だったなと。