2020年11月5日 21:30
強盗犯と人質がまさかの恋愛関係に⁉︎ 驚愕の実話の真相に迫る!
バカなことをやらかしたり、ダメなところもあったりしたけれど、みんなに愛されていた人物だったというところは似ているかなと感じています。
―では、イーサンさんがこの役を演じてくれたからこそ生まれたシーンもありましたか?
監督人質であるビアンカと一緒に金庫のなかにいるシーンや変装のために着けていたウィッグを脱ぐシーンではイーサンらしさがすごく発揮されていると思いました。
最初はラース自身も別のキャラクターを演じていたわけですが、ウィッグを取ったことで現れるのは、その人物の本当の姿。ラースの場合は、良き心を持ち、葛藤を抱えていましたが、そういったことがイーサンの素晴らしい演技によって伝わってくるので、彼のすごさが光っているシーンだと感じました。
イーサンとは一緒にベストな方法を見つけることができた
―現場ではイーサンさんの仕事の向き合い方からも、刺激を受けた部分はあったのでは?
監督そうですね。彼は俳優として活動しているだけではなく、脚本家でもあり、監督でもあるので、一緒に仕事をしていると、どんどんキャラクターに関するアイディアを出して膨らませてくれるんですよ。しかも、そのアイディアがいいものでも、そうではなかったとしても、怖がることなく、とりあえず実験的に試してみるのが彼のやり方。