2020年11月20日 19:40
鬼の国宝?!…あの有名な《風神雷神図屛風》が東京に降臨!
第三章「the 印象派」では、アーティゾン美術館の印象派コレクションを中心とした作品を展示。琳派の装飾的な作品を見たあと印象派の油彩画を見ると、特に光の描き方に目を引かれます。
あの国宝は12月に登場!
この展覧会では前期と後期で展示替えがあり、後期の12月22日から有名な国宝、俵屋宗達《風神雷神図屛風》が登場します。
誰もが知っている作品ですが、描かれている風神雷神とはどんな神さまなのか、ご存じですか?
展覧会を監修した美術史家の小林忠さんによると、風神雷神は「もともと仏教の千手観音の両脇で観音さまを守る鬼の神だった」とのこと。そんな鬼神を、宗達は風と雨をコントロールして、耕作の恵みを与えてくれる“人に優しい神”として描いたそうです。(小林さんの解説は、展覧会公式サイトの動画で視聴できます)
前期と後期、どちらも見逃せない展覧会は2021年1月24日まで開催。
Information
会期:~ 2021年1月24日(日)
前期2020年11月14日(土)〜2020年12月20日(日)
後期2020年12月22日(火)〜2021年01月24日(日)
休館日:月曜日(11月23日、1月11日は開館)