2020年12月24日 19:00
女子高生、企業のオリジナルキャラも!? “バーチャルヒューマン”最前線
これまでミスiD 2018で賞を獲得したり、多言語案内サービスのキャラクターなどに起用され、彼女ならではの役割を模索しながら、成長過程も見せている。「より高度なフルCGによるSayaは、人と話すかのように音声や表情、視線を用いたマルチモーダル対話の技術も取り入れ先行しています」©TELYUKA
顔から考え方まで、個性豊かなキャラクター。
2016年にInstagramアカウントを開設したカリフォルニア出身のリル・ミケーラは、海外におけるバーチャルヒューマンの火付け役といえる存在。親しみのある表情で、モデルのほかシンガーとしてデビューも果たしている。「タブーやセンシティブな話題をただ客観的に述べるのではなく、『私はこう思う』と意思表明できるのもバーチャルヒューマンの強みです」写真:bfa.com/アフロ
SNSやファッションとの高い親和性。
今年7月に活動開始したASUは、NOWEARのファッションデザイナー。「バーチャルヒューマンの多くは、SNSのなかでも写真に特化したInstagramを拠点に活動中。それがファッションと親和性が高い理由のひとつでもありますが、洋服はアイテム数や移り変わりが多いなか、反響をチェックしやすい点も大きいでしょう」