2021年1月13日 18:30
秦基博「テレビを観ていると不思議な感覚に…」話題の朝ドラ主題歌を語る
自分の作品として向き合って作っていきます。今回は、せっかくだから、大阪に行ってみようと思って行きました(笑)。
ーー朝ドラの主題歌は、通常のドラマよりも長期間にわたり、ほぼ毎日オンエアされます。これまでのタイアップ作品とは異なる点や、心がけたことなど、曲作りにおいて意識されたことは。
主人公の生きる姿勢に一番心を動かされたのですが、そこから着想を得て、さらに“自分の歌”としてどう作っていくかということを考えました。今回は、第1週で主人公が過酷な環境からつらい経験をたくさんするのですが、最終的にはそれが力になって、エネルギッシュに生きていくことになり、喜劇女優になります。人を笑わせるところまでいくという姿がすごいなあと思っていて。
僕自身も、毎日いいことだけでもないし、逆に悪いことだけでもないし。
両方あって、自分たちの人生は成り立っている気がしているんです。自分の中にあるものって何かなと、イメージをしていたら、「泣き笑い」という両方の感情があって、つらかったことも誰かに話せるぐらい、自分のなかで消化して、いつか泣き笑いのエピソードとして誰かに話せるぐらいに、それを乗り越えられる強さがあるのかなと思いました。