2021年1月9日 20:10
崎山蒼志、ついにメジャーデビュー「パンクな崎山がずっといる」
自作曲「五月雨」の演奏がSNSに流れ、スガ シカオさんや岸田繁さん、川谷絵音さんら、大物ミュージシャンが絶賛! それから約2年半。無限の可能性を秘めた現役高校生ミュージシャン・崎山蒼志さんが、ついにメジャーデビュー。
高校1年生の時、配信番組のフォークシンガー発掘企画に出演。その鋭い感性と4歳から培ってきたギターテクニックで、多くの音楽フリークを虜にした崎山さん。揺らぎのある声や歌い方にも、一瞬にして心を掴まれてしまう。
「声変わりする前から、クリープハイプさんの曲を歌っていたり、変声期中もずっと歌っていたので、その時の声が出ている部分もあるかもしれません。本当は変声期に歌わないほうがいいらしいんですけど、世阿弥は歌ったほうがいいと。その教えに従ったわけではなくて、後付けしましたけど(笑)」
崎山さん特有の言葉が連なる歌詞は、バックミュージックとして聞き流すことができない。
そう伝えると「恐縮です」とぽつり。
「ありがたいのと同時に、僕の曲を聴くために、みなさんの時間を取ってしまうことが申し訳なくて…。歌詞には文学の影響があると思います。本は、中学に入ってから中村文則さんなどを読み始めました。