2021年1月9日 20:10
崎山蒼志、ついにメジャーデビュー「パンクな崎山がずっといる」
そんな大切な曲をバンドバージョンで再定義した「Samidare」を含むアルバム『find fuse in youth』でメジャーデビューを果たす。
「春から社会人になる節目のタイミングで、過去から現在に感じていた初期衝動や若さみたいなものを表現した総括的な作品になりました。制作期間中にコロナ禍になって、生死を意識するようになり、因果論的な曲やより自然に目を向けて書いた曲も入っています」
最近は禅への興味が出てきたそう。
「NHK Eテレの『こころの時代』という番組が大好きで、正眼僧堂師家の山川宗玄さんの禅の知恵に学ぶシリーズにグッときました」
早くに音楽の才能を開花させた崎山さん。どんな可能性を自身に感じるのだろう。
「いろいろある気がします。それは、誰にでも。流された先に見つかる新しい可能性もありそうですし、生きている限り、何だって好きなことをやっちゃえばいいと思うんです」
さきやま・そうし2002年8月31日生まれ、静岡県出身。
’18年、ABEMA『日村がゆく』への出演をきっかけに世に知られる。同年、「夏至」「五月雨」を配信リリース。ファーストアルバム『いつかみた国』も発表。