くらし情報『書評家が“上半期ベスト1”と絶賛する本『一瞬の雲の切れ間に』とは?』

2016年6月8日 20:00

書評家が“上半期ベスト1”と絶賛する本『一瞬の雲の切れ間に』とは?

“器の大きな人間になりたいときに読みたい本”に挙げられた小説やノンフィクション。

小さな失敗でいつまでも凹んでしまう。そんなときは、世界レベルを体感できる読書が最適!思いがけない切り口だったり、遠い国の話を読めば、人生観や、価値観を揺さぶるような発見を得られるでしょう。

本好き有名人のみなさんに“器の大きな人間になりたいときに読む本”を選んでいただきました。書評家・藤田香織さん、ライター・三浦天紗子さん、演劇作家・藤田貴大さん、ライター・瀧井朝世さんのおすすめです。

≪藤田さんおすすめ!≫
■『一瞬の雲の切れ間に』砂田麻美
痛ましい死亡事故をめぐる人間模様、生の不確かさやきらめきを、映画『エンディングノート』の監督として高い評価を受けた著者が描く。「時間が経過していくなかで、決して拭いきれない痛みや哀しみや苦しみを抱えて、それでも生きていく主人公たちの姿が実に胸に迫ります。安易な“再生”物語ではなく、“払拭”できなくても希望はあるし持っていていいのだと信じさせてくれる。
個人的上半期ベスト本です」。ポプラ社1400円

≪三浦さんおすすめ!≫
■『Because I am a Girlわたしは女の子だから』角田光代 訳
各国の作家7人が、教育の不平等や人身売買など、女性差別を抱えた発展途上国を訪ね、現地の少女たちの声を小説やルポに綴ったアンソロジー。

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