2016年6月13日 22:00
「ケンカ始まると死ぬまで続く」蛭子さんの“ひとりでいい”理論が深イイ!
シュールな作風の漫画家であり、ギャンブラー。テレビでは唯一無二のキャラクターで人気。そんな蛭子能収さんの意外な素顔をお届けします。
――著書の『ひとりぼっちを笑うな』が10万部を突破するなど、蛭子さんの“ひとりでいい”という考えが、いま注目を浴びています。
蛭子:周りの派閥やグループを見ていると、だんだん仲間内でぶつかり始めて、結果、みんなダメになっていくんですよ。
そこに暴力が生まれるのを見て、怖いなと。僕はケンカをするということだけは避けたい。いったん始まってしまうと、死ぬまで続くとなんとなく思っているので。それに、団体に入ると、みんなと同じように行動しないといけないし、自分の個性がなくなってしまう。俺自身、勇気がないのか、つい、人と同じ行動をとってしまうし、人と違う意見を言うことが苦手。大多数に引っ張り回されて流されることがわかってるから、最初からグループには近づかないんです。飲み会も行きませんね。みんな酔っぱらって、普通の人間じゃなくなっていくでしょ。
それを見るのが嫌なんです。
――私たちからすると、ひとりでいることのほうが怖いと思ってしまうのですが。
蛭子:つるんでいるほうが安心とかね。