くらし情報『勝地涼 山崎努さんとの共演で、作品にぶつかっていく喜びを得た。』

2016年6月16日 22:00

勝地涼 山崎努さんとの共演で、作品にぶつかっていく喜びを得た。

今回は、NHKの地方局の制作で、監督をはじめ、ほとんどのスタッフにとって初ドラマだったこともあって、上手くいかなかったこともあったんです。それでも、山崎さんのように役に向き合い、ぶつかっていけば、出来上がったときによかったと思えると教わりましたね。作品を愛し続ければ、生みの苦しみは、喜びに変わるんだなと」

“赤シャツの孫”の呪縛に苦しみ続けた純平。実は勝地さんも、似たような経験をしてきた。

「10代では『さとうきび畑の唄』の印象が強くて“ざわわ”と呼ばれました。10代の演技が通じなくなって壁を感じていた頃に宮藤(官九郎)さんや劇団☆新感線に出会って、それまでとは逆方向のコメディをやるようになって救われたんです。そうしたら次は“(『あまちゃん』の)前髪クネ男”と言われるように…。言われ続けるのは、怖いですよ。
同じ時期に月9にも出ていたのに、1話だけの出演で言われましたから。『役者の仕事って何だろう?』とさえ思いました。前向きに考えれば、イメージって、ついたぶん、逆に振り切りやすくはなるんですけどね」
だからこそ、勝地さんの奥底に、強く響いた台詞があった。

「老人の『全部捨てて、やり直せばいい。

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