くらし情報『“分断されたアメリカ”をどうする? バイデン政権の目玉政策とは』

2021年2月25日 18:40

“分断されたアメリカ”をどうする? バイデン政権の目玉政策とは

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「バイデン政権」です。

格差で分断されたアメリカをどう手当てしていくのか。
“分断されたアメリカ”をどうする? バイデン政権の目玉政策とは


アメリカ合衆国の第46代大統領にジョー・バイデン氏が就任しました。共和党政権から民主党政権に変わり、政策も大きく方向転換します。トランプ政権の特徴は、企業活動を積極的に支援し、企業が潤うことが国民の生活水準向上につながるというスタンスでした。貿易でも強い交渉力を示し、企業家や投資家にとっては喜ばしい政策でした。これに対してバイデン政権は、社会保障、医療、最低賃金の引き上げ、生活保護など、市民の生活基盤から底上げしようという姿勢です。


バイデン大統領は、「アメリカ救済計画」と謳い、200兆円規模のコロナ対策を打ち出しました。日本のコロナ対策の約2倍です。具体的にはワクチン接種の推進、検査の拡大、国民1人当たり1400ドルの給付、失業保険を週あたり400ドル上乗せ、失業手当の9月末まで延長など。公衆衛生関連の人材育成も進めると表明。

経済政策としては、財務長官(日本の財務大臣)に初となる女性、ジャネット・イエレン氏を起用。

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