2021年3月11日 18:30
ももクロ百田夏菜子、尾上松也と「お互いどうしていいかわからなくて…」
でも、同時にこの作品に参加できたことをとてもうれしく思いました。
―そのなかでもお気に入りのシーンがあれば、教えてください。
百田さんまずは自分が出演していないシーンを観ることができたのは、楽しかったですね。なかでも、足踏みから音が始まって、歌になっていくシーンはまさにエンターテインメントだなと。ライブでも舞台でもミュージカルでもなく、それが映画のワンシーンとして急に出てくるので、構えていないと一瞬追いつかないんですけど、そんなふうに気持ちを転がされている感じも楽しいんですよね。おもしろくて、あっという間に終わっちゃった感じでした。
仕草や話すテンポを意識して役に近づけていった
―今回演じた吉乃は、秘密を抱えている艶っぽさのある女性でしたが、どのようにとらえて演じましたか?
百田さんミステリアスで何を考えているのかがわからない女の子で、セリフに性格が表れているわけでもなかったので、言葉の裏側にどんな気持ちがあるのかを想像するのが難しかったです。しかも、とても女性らしくて、私にはない要素が満載だったので、仕草や話すテンポを意識して役に近づけていきました。
吉乃の魅力をどう表現していけばいいかをずっと考えながら撮影していたように思います。