2016年6月26日 20:00
相方にドキドキ…片桐仁が語る“ラーメンズ”7年ぶり再共演秘話
今回もそんな感じ。まぁ、もともと賢太郎とやっているのでそうなんですけど。
――お二人は多摩美術大学の同級生だったんですよね?
片桐:クラスメイトでした。あいつの家に遊びに行って、お笑いのVHSを観てましたね。当時は、ダウンタウンさんがワーッときていて、“お笑い、かっこいい”みたいな風潮があって。それで大学でも毎月「落研ライブ」をやるようになって、賢太郎とやるようになったんです。そして、大学対抗お笑い選手権みたいなイベントをきっかけに、今のマネージャーにネタを見せる機会があって、ライブに出るようになった。周りには高校卒業後すぐ芸人になった人が多くて、僕たちみたいな大学から始めると、どこか頭でっかりになるんですよね。
それで“今のお笑いは面白くない!”とか、“卒業してからもこのメンバーでやろう”とか言うんですけど、見事に六大学の人からやめていくんです。いい会社に入りますからね、みんな。
――不安はなかったですか?
片桐:僕、将来のビジョンとかまるでなくて、なんかのアーティストになりたいくらいの気持ちで美大に入って、卒業したらフリーターだな、くらいに思っていたんです。そんな暗中模索時代に、相方から“お笑いやろうよ”と言われて、やってみると、まぁ~、ウケて気持ちがいいから、こっちに行こうと思って、お笑いをやるようになった。