2016年6月26日 20:00
相方にドキドキ…片桐仁が語る“ラーメンズ”7年ぶり再共演秘話
だから、『爆笑オンエアバトル』とか出るようになって、プロとしてやり始めてからやっと、ことの重大さに気づいたんです。大学とは違うなと。で、“どうしよう”ってなるんですけど、そこは賢太郎が全部決めてくれて。だから本当に運がいいんです、僕は。だって、相方が“お笑いやろう”と話しかけたのは僕だけじゃなかったし。たまたま、俺と賢太郎の相性がよかったからここまでできてますから。やって面白いことが俺と賢太郎はかぶらなかったという、キャラの棲み分けができていたというだけなんです。
――最近では、ドラマや舞台と、俳優として大活躍です。
片桐:だんだんとラーメンズのコントがお芝居っぽくなっていって、“お芝居の素養がないからどうしようかな~”と思っていたら、演劇作品に呼ばれたんです。それが2004年の『MIDSUMMER CAROLガマ王子vsザリガニ魔人』という作品なんですけど、最初は“こうやって本読みするんだ”というレベル。稽古でも、とりあえず、みんな何かやってるから動くみたいな。ラーメンズは賢太郎が脚本、演出、出演を担当して1対1でやっていたのが、お芝居だとほかに20人くらいいて。台詞がないときも舞台上にいて動かないといけないし。