2021年4月4日 19:10
“避妊”は知ることすら恥? 「日本の女子にも多様な選択肢を」
スウェーデンでは普通にある薬局で買える緊急避妊ピルや、若者向けのクリニックが、私たち日本の女子にはなんでないの?しかも私たちは避妊について知ることすら“恥”と言われ、正しい知識から遠ざけられてすらいる…。日本の女の子ももっと大切にされるべきだし、多様な選択肢があることを知らせたい、日本の女性が自分らしく生きるためにはそれが必要なのでは、と熟考し、プロジェクトを立ち上げました」
サイトを通じ、日本と世界とのギャップを発信し続けている福田さん。活動を始めて3年、少しずつ変化の兆しを感じているそう。
「日本では緊急避妊薬が薬局に並ぶ日はまだ先ですが、女性がその言葉を口にしたり、SNSに書けるようにはなった。3年間は無駄じゃなかったと誇りに思っています」
ふくだ・かずこ’95年生まれ。「#なんでないの プロジェクト」代表。世界性の健康学会委員なども務める。「FRaU×現代ビジネス」のサイトで連載も。
現在は公衆衛生を学ぶため、スウェーデンの大学院に留学中。
世界と同じレベルの避妊法や性教育が、日本にはなぜないの?そんな疑問とともに、スウェーデンで学んだリプロダクティブ・ヘルスの情報を提示。
※『anan』2021年4月7日号より。イラスト・石山さやか
(by anan編集部)
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