2021年4月4日 21:10
羽生結弦「僕自身の希望をつなぐためにも…」 王者の“責任”と“プライド”
いい流れを作れていたからこそ、ジャンプをすべて終えたあとのスピンは、気持ちが高揚しすぎたのだろう。翌日FSを終え、羽生はSPをこう振り返った。
「あの演技は粗削りだったと思う。見せたい気持ちはあるけど、その中で『ジャンプが跳べた、ウェーイ』みたいな感じではなく、もっとスマートに…。イギリスのロックらしく、もっと余裕のあるイカしたものにしたいなと思いました」
羽生結弦だからこそのこだわりだ。
『Let Me Entertain You』
作曲・ロビー・ウィリアムス振り付け・ジェフリー・バトル
『Let’s Go Crazy』以来、自身3曲目のロックのプログラム。今回はスピンのミスはあったが、演技構成点も5項目すべてが9点台中盤と、伸びしろを残した演技だった。はにゅう・ゆづる1994年12月7日生まれ、宮城県出身。
4歳からスケートを始める。’14年、’18年のオリンピックで2連覇を成し遂げ、昨年、四大陸選手権で初優勝し、男子で初のスーパースラムを達成。
※『anan』2021年4月7日号より。写真・能登 直(a presto)取材、文・折山淑美
(by anan編集部)
『虎に翼』判決は次回 朝ドラ受け悶々「焦らしますねぇ~」「8時13分から牛歩に入ってた」