2021年6月30日 19:30
日本での体験全てが僕の糧に…「バレエ界きっての異端児」が日本を称賛!
とはいえ、もちろん人生というのはそんなに簡単なものではなく、とても複雑で人によっていろんな生き方があるので、そういうことに対してオープンではあります。ただ、僕は愛する人と一緒にいたいタイプというだけです。最近、僕には息子が生まれたのですが、それによって愛する人との間にさらに大きな深い愛を感じています。
―素敵ですね。では、セルゲイさんにとって情熱の源とは?
セルゲイさんいまは、やっぱり息子の存在です。泣かれてしまったら、大変ですから(笑)。育児もしっかりとしていますよ。
―いいお父さんですね。
では、今回ここまで身も心もさらけ出す役に挑戦してみていかがでしたか?
セルゲイさん監督のダニエル・アービッドが本当に素晴らしく、現実的なところと芸術的なところとのバランスはもちろん、物事に対する見方がとても明確だと思いました。なので、彼女の指示のもとで演技をしていると、どんなにハードなシーンでもそんなことを感じることなく、気がついたらできていたみたいなことがあったほど。本当に心地よい現場でした。
濃厚なラブシーンはお酒に助けてもらった
―とはいえ、レティシアさんとのラブシーンは、かなり濃厚なものだったので大変だったのではないでしょうか?
セルゲイさん確かに、容易ではないシーンはいくつもありました。