くらし情報『注目作家オススメの“官能小説” 官能を書く喜び、読む楽しみを語る』

2021年7月11日 19:10

注目作家オススメの“官能小説” 官能を書く喜び、読む楽しみを語る

、私の方には理性だって意志だってあるのだから、それでわずかに対抗するしかないと思うわ〉が気高い」。小学館電子版671円*編集部調べ

一穂ミチさん「ずっとBL(ボーイズラブ)作品を書いてきました。そのときは、女性が読んで萌えるのは近づき、行為に至るまでのプロセスで盛り上がるのかがいちばん大切だと感じていました。それは、男女間を描く場合でも同じだと思います。官能性というのは、関係性なのだとあらためて感じました」

新川帆立さん「官能どころか恋愛小説も依頼が来たことがなかったので、この機会に書いてみたいと思いました。最初は、自分の好きなシチュエーションを織り込んでいましたが、実際の行為の様子は恥ずかしくなってしまい、最終的にシチュエーションを変えました。思いがけない体験で楽しかったです」

蝉谷めぐ実さん「お引き受けしたものの、意識して書いたことのない世界なので、書き進めながらも手探り。『官能?う~ん、わからんぞ~』とぼやきっぱなしでした(笑)。
私は、秘めたものや見えないところがいちばんエロい、と思っているので、そこに共感していただけるよう、腐心しました」

※『anan』2021年7月14日号より。取材、文・三浦天紗子

(by anan編集部)

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