2021年7月21日 20:40
市川染五郎、父や叔母の松たか子の影響で「挑戦したいと思いました」
今回ご紹介するのは、映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』。少年少女たちの青春グラフィティを描いた劇場オリジナルアニメーションです。主人公のチェリー役で初映画、初声優、初主演を果たした、八代目 市川染五郎さんにお話をうかがいました。
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「声のお芝居の難しさを改めて感じました」
『サイダーのように言葉が湧き上がる』の主人公・チェリーは、コミュニケーションが苦手で、人から話しかけられないよう、いつもヘッドホンを着用している少年。彼は、口に出せない気持ちを趣味の俳句で表現していました。
彼は17回目の夏、郊外のショッピングモールで、矯正中の大きな前歯を隠すため、いつもマスクをしている少女・スマイルに出会います。彼女は、“カワイイ”を見つけては動画を配信する、人気ユーチューバーでした。
俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルは、SNSを通じて少しずつ言葉を交わし、言葉と音楽で距離を縮めていきます。
チェリー役を歌舞伎界の超新星・八代目 市川染五郎、ヒロインのスマイル役を若手随一の表現力を誇る女優・杉咲花が担当。