くらし情報『市川染五郎、父や叔母の松たか子の影響で「挑戦したいと思いました」』

2021年7月21日 20:40

市川染五郎、父や叔母の松たか子の影響で「挑戦したいと思いました」

だからこそ、この役はあまり作り込まないほうが良いと直感しました。彼は俳句で気持ちを表現しますが、それを外部に発信しようとしていません。小学校高学年の頃、僕は自分で台本を書き、妹と一緒にぬいぐるみ(※3ボン吉)を使って人形劇をやっていたんです。誰かに見せるためではなく、自分と妹が楽しむためにやっていました。そんなところも彼と共通するものを感じました。

※3市川染五郎さんのファンには有名な、犬のぬいぐるみ。3歳の時に、祖母にあたる松本白鸚さんの妻からプレゼントされたもので、現在もお守り代わりに、控室や楽屋などにも連れてきているそう。ちなみに、この日も持参されていました!

ーー人形劇はどのような内容だったのか、教えてください。


染五郎さん悪役の歌舞伎役者が、悪役が好きすぎて、現実の世界でも同じことをしてしまうというお話です。自宅にスモークマシンがあるので、それを使ったり、雪を降らせたり、ぬいぐるみに宙乗りをさせたり、衣裳を作ったりと、人形劇とはいえ、将来、自分が新作歌舞伎を作るための予行演習のつもりでやっていました。

市川染五郎、父や叔母の松たか子の影響で「挑戦したいと思いました」


ーー『サイダーのように言葉が湧き上がる』の、完成した本編をご覧になって、どのような印象を受けましたか?

染五郎さん恋愛ものだけでなく、俳句や歌詞、セリフなどに日本語の美しさが表現されているところに魅力を感じました。

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