2021年7月16日 19:40
自分のカラダを使う…! プロが教える「アート鑑賞を楽しむ」簡単なコツ7つ
まずは、展示会や美術館など、リアルの場での鑑賞をより楽しむ方法を4つ教えていただきました!
1.入口から出口までストーリーを楽しむ
嘉納さん展覧会では、ただ「もの」が陳列されているのではなく、入口から出口まで、ひとつのアトラクションのように流れの中で作品を体感する仕掛けがあります。まるで音楽のようにリズムがあり、ゆっくりと始まり、速くなったり、止まったり。映画のストーリーのように伏線があり、楽しい場面、激しい場面、辛い場面などさまざまな場面の展開を経て、クライマックスに辿り着く。そんなストーリーを感じてみましょう。
2.自分の身体で作品を測ってみる
嘉納さん作品の前に立って、自分の身体で作品を測ってみます。自分の手のひらの大きさと比べたり、腕の長さと比べたり、腰の高さや身長でとらえたり。すると、後で作品の写真や画像を見たときに、作品の大きさや規模感を思い出すこともできますよ。
3.自分の興味や好き嫌いで作品を見る
嘉納さん自分の興味で作品を見ましょう。
作品の色彩、形、描かれているもの、技法、素材、意味、作家の人生あるいは作家自身、作品の時代背景など、誰がなんと言おうと、自分の好き嫌いで見て良いのです。