2021年7月16日 19:40
自分のカラダを使う…! プロが教える「アート鑑賞を楽しむ」簡単なコツ7つ
例えば、自らの身体を使ってさまざまな人物に扮して撮影したポートレートや、ただその行為が好きという理由だけで割り箸をひたすらかごに刺すことによって作られたオブジェなど、国籍、年齢や性別、障害の有無、美術の枠組みさえも飛び越える創作物がいっぱい。
そんな貴重で面白い作品を世界中から集めてきた嘉納さんは、実際に現地に赴き、作家や施設、美術館、コレクター、作家の創作活動の支援者などに会いながら、少しずつ情報を集めたそう。
もし機会があれば、この夏、今回紹介された鑑賞方法を試しに、足を運んでみるのも良いのでは?
Information
嘉納礼奈(かのう・れな)さん
キュレーター、美術史家。国内外でアートとその周縁、人間の創作物のカテゴライズなど芸術人類学の研究、展覧会、展示企画、シンポジウムなどに携わる。
展示概要
ポコラート世界展「偶然と、 必然と、 」-障害のある人、 ない人、 アーティストの生の表現を世界に解き放つ-
会場:アーツ千代田 3331 1階メインギャラリー
会期:2021年7月16日(金) 〜 9月5日(日)
©PeopleImages/Gettyimages
文・椎原茜
『虎に翼』第5週 穂高先生が弁護を引き受けてくれる