2021年9月3日 19:10
「起床4時間後に眠気がある」はNG!? あなたの“睡眠の質”をチェック!
眠れていると思っていても、自覚ないうちに質が低下している可能性も。睡眠の質を確認してみよう。作業療法士の菅原洋平さんが解説してくれました。
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CHECK1:起床4時間後に眠気がある
本来なら、起床4時間後は脳波活動が活発で眠気がないはずの時間帯。
適切で良質な睡眠とは、人によって、また年齢や季節によっても違うものだけど、どんな条件であっても“起床4時間後に眠気がない”ことが医学的な判断基準のひとつとされる。なぜなら、本来この時間帯は脳波が最も活発になって、一日で一番頭が冴えるとき。ここで集中力の必要な作業をバリバリこなせる状態が、睡眠的には理想の生活リズム。これを目標に、質を高める意識を。
CHECK2:ベッドの上でスマホを見ている
画面を見続けると代謝や脳の温度がアップ。翌朝の疲れにつながることが。
就寝前にスマホなどの画面を見ていると、脳の温度が上がりやすく、代謝も高まる。その状態のまま眠りにつくと、質は低下するばかり。また、ベッドの上で特定の周波数の音や動画を見続けると、それなしでは寝付けなくなる弊害も。脳と体は就寝30分前から睡眠準備を始めるため、画面は寝る30分前にオフ。