2016年9月10日 15:00
ソウルフードに光を! グルメ漫画『局地的王道食』でしみじみ…
「細胞に浸透させるように日々食べながら描いたものもありましたが、爆発的においしいわけじゃないのだとしみじみ感じました(笑)」
それでも描かずにいられないのは、やはり愛情があるからこそ。
「なぜかトントン拍子で出世しちゃう人っているじゃないですか。ハムカツとかがそうなんでしょうけど、ちくわの磯辺揚げは要領が悪くて波に乗れないタイプ。そういうヤツを擁護したかったんです」
◇ちくわぶ、冷凍みかん、ぎゅうひなど、大好物ではないけど、心の局地にいつもいる食べ物を幼い頃の記憶や切ないエピソードとともに綴ったエッセイマンガ。講談社740円
◇まつもと・えいこイラストレーター、マンガ家。『謎のあの店』1~2巻発売中。『プロジェクト松 ステキな東京魔窟』、日常を描いたエッセイマンガ『荒呼吸』全5巻の電子版配信中。
※『anan』2016年9月14日号より。
写真・森山祐子(本)インタビュー、文・兵藤育子
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