くらし情報『ハンサムすぎ!? 元宝塚男役・七海ひろき「ありのままの自分がこれだった」』

2021年10月10日 18:10

ハンサムすぎ!? 元宝塚男役・七海ひろき「ありのままの自分がこれだった」

――当時大好きだったのが、アニメ『少女革命ウテナ』。幼い頃に出会った王子様に憧れ、自ら王子様になりたいと男装する少女が、奇しくも戦いに身を投じてゆく物語だ。

「女の子が頑張って戦う作品が好きだったんですよね。それは今も同じで、『ショーシャンクの空に』は不動の1位として、『キューティ・ブロンド』とか『プラダを着た悪魔』とか、自分の信念を持って、諦めずに先を見て生きていこうとする物語に惹かれます」

――こちらから見えている七海さんは“宝塚の男役”という役割を卒業して以降、より自由に自在に進化を深めている印象。しかしご本人は「ジタバタしたり、さまよっていた時期もありました」と語る。

「在団中はずっと一緒の仲間たちと過ごしていたのが、新しい世界では、どの現場でも“はじめまして”なんです。みんなでいいものを作る想いは同じだけれど、それを瞬発的にやらなきゃいけない現場になかなか慣れませんでした。今もまだ、どこか新しい七海ひろきとして頑張って泳いでいる感覚があるので、もう少し力の抜けた感じになっていければいいなと思っています」
ハンサムすぎ!? 元宝塚男役・七海ひろき「ありのままの自分がこれだった」


――それでも進むべき方向に対しての迷いはなかったと、きっぱり。

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