2021年12月18日 20:10
「リフ活」で疲れが溜まりにくい体質に!? 疲労回復を促す“休養モデル”7つ
そうやってリフレッシュするまでを疲労回復と捉えて休養を心がけると、心身ともに元気な状態を保つことができると思います」
正しい休養をとるための“リフ活”術で参考にしたいのは、休養学が提唱する「休養モデルの7つの方法」。片野さんによれば、できるだけ多くの方法を取り入れるのがよいのだそう。
「たとえば、絵を描くのが趣味なら、友達と(親交型)、旅をして(転換型)、グルメ(栄養型)や街歩き(運動型)を楽しみ、旅先の風景をスケッチする(娯楽型、造形・想像型)など、生理的、心理的、社会的にリフレッシュできる行動がおすすめです。自宅であれば、ハーブティーを飲みながら、好きな映画を観て、セルフマッサージするなどもいいかもしれません」
そして、そもそもの休養に対する意識を変えることも大切なことなのだといいます。
「平日の疲れを週末にリセットするのではなく、週末に養った英気を翌日以降の仕事に生かすように発想を転換し、ポジティブな休養を意識してみてください。休養学では、1週間を週末2日、平日5日の順で考える『25の法則』と呼んでいますが、この意識があれば、仕事が忙しいとわかっているときは、平日半ばに休養の時間を確保しておくなど、より能動的に休養を取り入れられると思います」