2022年1月3日 21:00
夫婦生活のないコロナ禍…30代人妻が経験した「想像以上にキツい現実」
そんなことまで考えるように。
また、些細なことで浮気を疑ってしまい、常に疑心暗鬼状態でした。それでも自分に魅力がないのが原因だからと、夫に打ち明けることができませんでした。
エイジングケアに力を入れ始めたもの、夫の様子は変わりません。そのたびに化粧品を変え、美容法を探し…。毎日メイクをして、ルームウェアや下着も新調。だけど、頑張るほどに疲れる生活が続きました。
定年を迎えると、こんな毎日が待っているのかもしれないと想像すると、胸が痛くなりました。
そもそも性欲があるのがダメなんだと自分を責め、心もボロボロに。
休息時間を作って自分を労わるように
ある日、夫を目の前にした際、過呼吸を起こしてしまいました。無理をしていたことに気づき、自分の心のケアをしようと考えるように。
実家を頼ったり、ホテルを利用したりして、月のうち1〜2週間は外で過ごす生活に変えました。家にいるときの、息が詰まるような思いが軽減。徐々に、自分を労わるようになっていきました。
解決策は見出せないままです。
だけど、美容も趣味も、自分のために楽しもうと心がけると、前向きになっていったのです。
夫はもう、私を性的な対象としては見ていないのかもしれない。