くらし情報『佐藤健も有村架純も集団面接…映画『何者』の役作りがスゴい!』

2016年10月21日 08:00

佐藤健も有村架純も集団面接…映画『何者』の役作りがスゴい!

映画『何者』の三浦大輔監督(左)と出演の有村架純さん、佐藤健さん。

直木賞受賞作、朝井リョウさんの小説『何者』がついに映画化された。観た人の数だけ、必ず心に響くポイントがある作品。旬の俳優たちが顔を揃えた豪華なキャスティングも話題だが、その他、本作の「ここがすごい」を2つ、ご紹介!!

【1】監督は、人間の内に秘めた本質をあぶり出す「三浦大輔」さん。
三浦監督は、もともと劇団ポツドールを主宰する演劇人。後に自身で映画化も手掛けた岸田國士戯曲賞受賞作の『愛の渦』など、過激な性描写が取り沙汰されることが多いけれど、そこで描いてきたのは、本能が勝った瞬間に虚飾が剥がれてむき出しになる人間の本質。そのためのリアルを追求するため、クランクイン前に舞台さながらに稽古をおこなうなど、演劇的な手法も多く取り入れている。映像のなかにも演劇人らしい演出が登場するので要注目。


【2】就職活動という現実に向き合う若者の姿が、息苦しいほどリアル。
すでに就活を終えている人のなかには、今の就活ってこんななの?と驚く人もいるはず。WEBテストやエントリーシートなど、映画のなかで、“いま”のリアルな就活の様子が描かれる。なんと今回、山田孝之さんを除く、佐藤健さん、有村架純さんなどメインキャストの5人は、 プロデューサーの提案で、本物の就活生とともに実際に集団面接を受けるなど、生の就活の現場を体感したとか。

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