2022年1月13日 19:00
ジブリ好きのダン・スティーヴンス「日本の作品はディテールと芸術性がマジカル」
今回は、スクリューボール・コメディをアップグレードしたような作品だと僕は考えています。
相手のために存在し、オープンな心でいるようにしている
―では、本作のなかで印象に残っているシーンがあれば、教えてください。
ダンさんそれはルンバを踊ったシーンです。これまでもほかの映画でいろんなダンスを踊ったことはありましたが、ルンバは初めてでしたし、正確性を求められる難しい踊りですからね。撮影をしたのは一番最後でしたが、そこにいたるまでずっとレッスンを続けて挑みました。大変ではあったものの、トムの持つ身体性を表現するうえでは、非常に大きな助けになったと思います。
―もし、ご自身がアルマの立場だったら、アンドロイドと暮らしてみたいですか?
ダンさん恋人としてというよりも、家の掃除をしてもらえるとうれしいので、そういうリクエストをしたアンドロイドとは暮らしてみたいですね。
―確かに、それはほしいですね。
ちなみに、恋人のアンドロイドを作るなら、入れたい要素はありますか?
ダンさんうーん、赤毛がいいかな(笑)。
―かなりピンポイントですね(笑)。でも、好みの外見にできるのも楽しみのひとつですよね。