2016年11月13日 12:00
特にマイノリティでもない! LGBT、日本では20人に1人の現実
を発行する条例が作られました。企業でも同様の動きがあり、パナソニックやソニーでは、同性でも結婚と認める社内制度を設け、結婚祝い金も出しているそうです。ANAやJALではマイレージを共有できるようになりましたし、携帯電話会社もソフトバンクを皮切りに、同性でも「家族割」が使えるようになりました。ライフネット生命では、同性でも死亡保険金が受け取れるようにしています。また、LGBTフレンドリーな会社を支援団体が認定する取り組みなども広がりつつあります。
いま、日本のLGBT人口は約20人に1人といわれています。あなたの周りにも、LGBTであることを言い出せずにいる方が、いらっしゃるかもしれません。LGBTが特にマイノリティなのではなく、誰にでも他人と違う部分はあり、そのひとつが性の問題ということなのです。
違いを「ないもの」と無視するのではなく、お互いに認め合った上で、共に生きる道を皆で作っていけたらと思います。
◇ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN
※『anan』2016年11月16日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
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