くらし情報『「日本から影響を受けていることを出していきたい」鬼才監督が語る日本への愛』

2022年3月17日 20:20

「日本から影響を受けていることを出していきたい」鬼才監督が語る日本への愛

僕の祖父が映写技師だったこともあり、僕は「映画とは何か」というのを知る前から映画に触れて育ちました。そういったなかでも、観ているだけでまるで催眠にかかったかのように引き込まれてしまうのがいま挙げた3人の監督。黒澤監督に関していうと、幼いころに父と観た『七人の侍』に魅了されたことをよく覚えています。

落ち着いたら日本には一番初めに行きたいと思っている

「日本から影響を受けていることを出していきたい」鬼才監督が語る日本への愛


―そのなかでも、注目してほしいところはありますか?

監督本作では暗殺モノを誘拐モノにつないでいく、というアイデアを実現させることができました。たとえるならレオーネ監督の『続・夕陽のガンマン』を観ていたと思ったら、黒澤監督の『天国と地獄』になっていたというような感覚に近いかなと。そうやってジャンルをミックスすることも今回は意識したところです。

―それでは最後に、監督が日本に対して伝えたい思いがあれば、お聞かせください。

監督僕は学生時代から黒澤明監督や黒沢清監督、三池崇史監督といった方々から影響を受けてきました。
映画を通して日本という国を知ったというのもありますが、僕にとって日本は“映画的な国”です。そのほかにも、アニメや音楽といった日本の文化も大好きなので、このパンデミックが落ち着いたら一番初めに行きたいと思っています。

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