くらし情報『スウェーデンには“ゴミを出す日”がない!? 目から鱗の海外「ゴミ問題」事情』

2022年3月25日 19:10

スウェーデンには“ゴミを出す日”がない!? 目から鱗の海外「ゴミ問題」事情

ヤンニ:スウェーデンは、自然をこよなく愛する国民性。自然との距離が近いから環境先進国といわれるんだと思います。まだまだ課題は山積みですが。

アレックス:カリフォルニア州は、一般家庭からのゴミ排出量の半分をリサイクルすることが義務付けられています。それは素晴らしいことですが、住民はビン、缶、プラスチック、紙などすべてを一緒に捨てます。それを大きな施設で人の手によって分別しているから、無駄な税金がかかる。一人ひとりが分別意識を持てば、不要な施設だと思うのですが…。

ヤンニ:スウェーデンでは、ビンと缶はスーパーなどに返却しますよ。
デポジット制で容器代が返ってくるんです。最近はペットボトルもデポジット制が導入されています。システムが整っているから、自然とリサイクルの習慣が身についているような気がします。

アイシャ:ガーナとの違いにビックリ。私が住んでいた頃だから10年前のことになりますが、ガーナでは家庭で出たゴミは、お金を払えば回収してくれますが、貧しい家庭はお金を払えないから、庭にドラム缶を設置して燃やす人が多かったんです。生ゴミだけでなく、プラスチックも燃やしていたので、大気汚染や悪臭を引き起こし、あきらかに環境破壊ですよね。

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