2022年4月1日 20:10
南沙良「自分ではない誰かになれる瞬間って本当に貴重」 俳優業への強い想い
――原作マンガは読まれました?
南:お話をいただく前から、原作は読んだことがあったんです。本屋さんでタイトルにすごく興味を惹かれて…。読んでみたら先の読めない展開でおもしろかったですし、登場人物が全員かわいらしくて、共感できる部分もありました。私はすごく好きな作品ですね。
――共感できたのはどんな部分?
南:真帆は常に不安の中にいるような感覚の女の子なんですけど、そういうところが自分にも重なるなって。お芝居をしている時もその感覚を大事にしながら演じました。
――真帆を演じるということが決まった時の率直なお気持ちは?
南:素直に驚きました。でも嬉しかったですし、多面性のある役を演じるのもすごく楽しみでした。
やめたいと思ったことは今まで一度もないです。
――もともと南さんは、’14年に雑誌『nicola』のモデルとしてデビューされているんですよね。モデルから俳優になろうと思った理由はなんですか?
南:私は小さい頃からずっと俳優になりたかったんです。それを周りに言っていたら、たまたま叔父が専属モデルのオーディションを見つけてきてくれて。なので最初からモデルというより、俳優になりたいという想いがありました。