2022年4月9日 19:10
【陰陽五行】季節のプチ不調を解決! 春に食べたい“旬食材”とは?
そして季節によって出やすい心身の不調は、陰陽五行に基づいた食事で整えることができる。陰陽的にはバランスが大切なので、一つの食材だけを大量に食べ続けることはNG。食材の陰陽のバランスが極端に崩れると、体調不良を起こすことも。
春…肝のデトックスに最適。梅干しや柑橘類、酢など酸味があるものを。甘味や苦味と合わせるといい。
夏…巡りが停滞しやすい季節。体内の熱を冷ましてくれるゴーヤやみょうが、緑茶などの苦味がおすすめ。
土用…四立前の18日間の期間のことで、消化不良や食欲不振になりやすい。消化器官の脾に働きかける甘味が。
秋…体を温めて滞ったものを巡らせたい。肺にアプローチするにんにくや生姜、にらなどの辛味を。
冬…代謝を活発にしてアンチエイジングにいい時季。腎に効くあさりやいわしなどの鹹味がおすすめ。
五行には、相手を生かす“相生”と抑制する“相剋”がある。
自然界に存在するものはすべて、木=植物、火=熱、土=土壌、金=鉱物、水=液体、の5つの要素によって構成され、互いに影響していると考えられている。
図のように、木火土金水木の順に循環し、木から火が生じるというように、次の要素を生む(=相生)