2022年5月19日 19:30
水曜日のカンパネラ・詩羽「悩んだ時期があっていまがある」新星が放つ光
ステージで歌うときに、意識していることはありますか。
ライブはどんなステージになるのか、まだ何も決まっていません。初ワンマンは、いまのところはとくに気負うことなく、楽しみにしていますね。ライブはいつも無意識にやっていることが多くて、ライブが終わって、メンバーのケンモチヒデフミさんとお話しすると「今日のあの部分よかったね」と褒めてもらうこともあるんですが、そのパフォーマンスも覚えていないことが多くて。
ステージでは、その場で瞬時に感覚的にやっていることが多くて、逆に頭で考えてやろうとするとパンクしちゃうんですよ(笑)。だから、とくにあれこれ考えずに、ポンとステージに立ったほうが、心底ライブを楽しめちゃうタイプなんです。
――レコーディングのときも、例えばうまく歌おうなどとくに考えないですか。
うまく歌おうとするよりも、「まあ、なんとかなるだろう!」と思っているので(笑)。
ただ、わたしは声が出るまで時間がかかるので、曲の頭から最後まで歌って、声の調子がさらによくなっていたらまた頭の部分を録り直す、ということもけっこうあるんです。だから、何かあってももう一度録り直せばいいと、そのときその場で出る声質や、気持ちを大事にして歌っていますね。