くらし情報『本当に住みやすい? 一級建築士が教える「角部屋のメリット、デメリット」』

2022年4月9日 19:40

本当に住みやすい? 一級建築士が教える「角部屋のメリット、デメリット」

エアコン代も気になるところですね。遮熱、遮光カーテンをつける手もありますが、てっとり早い回避策は、物はしまい、その時間帯は在宅を避ける、でしょうか。

防犯性や、外から見られやすいことからプライバシーの確保性が下がる、という点も挙げられます。2、3階以上であればいいのでは、という油断も禁物です。二重や多重ロック、シャッター、すりガラスなどの不透明ガラス窓を採用している物件を選ぶなどが効果的と言えます。

角部屋の特徴2.片側に部屋がない
当たり前すぎますけれども、それによる影響は…。

メリット
他人の生活音が気になりにくい。集合住宅における悩みの上位に挙がる騒音問題。
曜日や時間帯を変えて複数回内見するなどして入居前に必ずクリアしておきたいですが、角部屋でしたら真ん中の部屋よりはリスクが下がります。

デメリット
逆に外の音が気になる場合もある。隣室のない側が大通りに面していたり、公園や駐車場、人が集まる施設が近くにある場合は、真ん中の部屋よりも音が聞こえやすい場合があります。こちらも内見時に周辺環境や、窓など開口部の防音性能をチェックしておきましょう。

外気の影響を受けやすい。部屋の両側に隣室というワンクッションがあれば、外気に左右されにくく、室温は一定に保てることが多いですが、角部屋ですと片側は外気にさらされますので、そうはいきません。

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