くらし情報『本当に住みやすい? 一級建築士が教える「角部屋のメリット、デメリット」』

2022年4月9日 19:40

本当に住みやすい? 一級建築士が教える「角部屋のメリット、デメリット」

ただ、断熱がしっかり施工されていれば大丈夫でしょう。入居前の確認はマストです。

角部屋の特徴3.もともと需要がある
デメリットを鑑みてもメリットを重視する人が多いのでしょう。そのことがどう影響するのかというと…。

メリット
単調な間取りの多い真ん中の部屋よりも、付加価値のある間取りの部屋が多い。角部屋はそもそも人気があるので、売り手、貸し手はあれこれ価値を上乗せしやすいんですね。それは賃貸よりも分譲のほうがより顕著かもしれません。専有面積が広かったり、ベランダの数が多かったり、窓が広くしかもカーブがついていたり。
より高級な演出をしようと思うわけです。ですから、ユニークかつリッチな空間であることも多いです。

デメリット
その結果、家賃が高い傾向がある。例え広さが同じだったとしても、高いケースもあります。求める人が多いですから、売り手貸し手市場になりがちなんですね。ですから、面積が同じで賃料も同じ角部屋があれば、見つけた者勝ちと言えるかもしれません。

以上、角部屋のメリット、デメリットでした。1つの特徴に対する良し悪しを挙げましたが、個人的にデメリットは1つずつ潰していけると思っています。

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