2022年7月7日 20:10
『石子と羽男』で共演! 中村倫也、有村架純に「本質的に甘やかしてもらっている」
彼らはヒーローではないけれど、一生懸命な姿が、滑稽ながらも、どこかヒーローのように見える瞬間があったりしたらいいなと。
有村:物語はテンポよく進んでいきますが、その中に繊細な部分がある。塚原監督がそこもしっかり考えてくださっているので、コミカルなだけじゃない部分も見えてくるといいですよね。
中村:わりと好き勝手にやっちゃう僕に対して、架純ちゃんは自由にやらせてくれながら、たまに付き合って一緒に遊んでもくれる。たぶん合わせてくれているんだろうけど…なんかその感じが、今回の芝居の呼吸にも出てる気がする。本質的に甘やかしてもらっているんだろうな。
有村:…そんなこと全然ないですよ。ただ中村さんは引き出しがものすごい多い方なので、リハーサルからドライ、本番が始まっても、カットのたびに目まぐるしく表情や表現が変わっていくのがすごいなって思って。
私もなんとかそこに乗っかれるときには、石子として乗っかろうとしているだけです。しかも、こちらの芝居を受け取る、その器の大きさがすごくて…。
中村:ヘぇ~、器デカイんだって。これ大きく書いてください。
――ドラマのスタイルも多様化していっている今、エンターテインメントとしての連続ドラマの魅力をおふたりに聞いた。